4月の札幌近郊は、徐々に雪解けが進み始め、春の訪れを感じる最初の季節です。とはいえ、日中は暖かくても朝晩は冷え込むなどまだまだ寒暖差が大きいので、旅行やお出かけの際には服装に十分気を配る必要があります。

ですが、そんな時期だからこそ見ることのできる美しい風景や、春ならではの限定イベント、そしておいしいグルメなど、4月の札幌には魅力がいっぱい！

今回は、春休み期間の目安や4月の天気・服装のポイントとあわせて、観光にも地元民にも人気の札幌＆近郊の穴場スポット、そして春に旬を迎えるグルメ情報までたっぷりご紹介します。

北海道の春休み期間の目安

まずは春休み期間についてチェックしておきましょう。北海道の春休み期間は、おおむね3月下旬から4月上旬にかけて設定されていることが多いですが、地域や学校によって多少異なる場合があります。それでも目安としては、3月25日から4月6日頃までの約2週間程度が一般的です。札幌市内の小学校では、3月26日から4月7日ごろまでを春休みとする例も確認されています。

春休みを利用して札幌旅行を計画される方も多いですが、4月上旬はまだ雪解けが十分でない場所もあり、足元のコンディションに注意が必要なエリアが残っていることがあります。桜の名所を狙うのなら、道南方面では4月中旬ごろに開花する地域もありますが、札幌では4月下旬から5月上旬にかけてが見頃となる場合が多いので、余裕をもって予定を立ててみてください。

4月の札幌の天気と服装

次に4月の札幌の気候や、服装のポイントについてご紹介します。春というにはまだ肌寒い札幌ですが、雪どけが進む4月下旬になると日に日に春らしさが増してきます。

気温

4月上旬…最低気温が氷点下の日もあり、朝晩は真冬並みに冷え込むことがあります。最高気温は5℃前後で、日中もコートやダウンジャケットは手放せません。

4月中旬…少しずつ気温が上がってきますが、まだまだ肌寒い日が続くことも。日中は10℃近くまで上がる日もあれば、一桁台で推移する日もあり、着るものをどうするか迷いやすい時期です。

4月下旬…日中は10℃を超える日が増え、日差しがあれば暖かさを感じることも。ただし、朝晩は一桁台の気温に冷え込むことがあるため、まだ油断は禁物です。

天気

4月の札幌は天気が変わりやすく、晴れ間と曇りが交互に現れたり、雨や雪が降る場合もあります。特に雪どけが進む4月上旬は、路面がぐちゃぐちゃになったり、ぬかるみに足を取られやすいので、歩きやすい靴を意識すると安心です。

4月下旬になると降雪の日もグッと減り、晴れた日には心地よい春の陽気を満喫できます。一方で、天候が崩れた場合には冷たい雨が降ることがあるため、雨具の携行や防寒対策をしっかり行っておきましょう。

服装のポイント

重ね着で体温調節…インナーはヒートテックなど保温性のあるものを選び、中間着として薄手のセーターやフリースを重ねると、急な気温変化にも対応できます。

防寒性の高いアウター…ウールコートやダウンジャケット、マウンテンパーカーなど、風を通しにくい素材のアウターを用意しましょう。

足元対策…雪どけ水や雨で路面が滑りやすいこともあるので、防水機能のある靴やスニーカーが安全。防滑性の高い靴であれば、さらに安心です。

小物の活用…マフラーや手袋、使い捨てカイロを携帯しておけば、朝晩の冷え込みにもしっかり対応できます。

紫外線対策…4月は意外と紫外線が強くなる時期です。日焼け止めやサングラスがあると、肌や目への負担を和らげられます。

こうした天候・服装情報を押さえておくと、4月の札幌観光で快適に過ごしやすくなります。現地の気温や天気予報を確認しつつ、上手に重ね着をして春の札幌ならではの風景を満喫してみてくださいね。

4月の札幌　観光におすすめの絶景穴場スポット

ここからは、4月の札幌やその近郊でおすすめの穴場観光スポットをご紹介します。地元民にも人気で、比較的ゆったりと楽しめる場所ばかり。遅めのお花見や、新しい季節を感じるイベントなど、春らしい時間を過ごしてみましょう。

1. 農試公園：地元民に愛される穴場のお花見スポット

琴似発寒川河畔に位置する農試公園は、運動場や遊具が充実した多目的運動公園として知られ、地元民からは年間を通して親しまれています。4月下旬からは桜を楽しむ人が増え始め、ソメイヨシノやエゾヤマザクラなどが咲き誇る姿はとても美しいです。

おすすめポイント：この公園は広い敷地があるので、家族や友人とレジャーシートを広げてのんびりピクニックも楽しめます。花見シーズンでも比較的空いているため、落ち着いてお花見をしたい人にピッタリです。

子ども用の遊具やスポーツ広場が整備されており、小さな子ども連れで花見を楽しむのにも適しています。

周辺にはスーパーやコンビニもあるため、食材を買い込んで昼食を公園で楽しむのもおすすめです。

2. 幌見峠展望駐車場 / 幌見峠ラベンダー園：札幌市街を一望できる絶景ポイント

地下鉄円山公園駅から車で約10分ほどの距離にある幌見峠展望駐車場は、札幌中心部から近いにもかかわらず、市街地を一望できる絶景が広がる穴場スポットです。JRや地下鉄の駅から少し距離があるものの、眺めの良さから地元民にも観光客にも根強い人気があります。夜景も美しく、静かな雰囲気で札幌の夜景を満喫するのも素敵です。

おすすめポイント：夏にはラベンダー園がオープンし、美しい紫の絨毯が広がる芳香豊かな景色を堪能できます。4月はまだラベンダーは咲いていませんが、観光客も少なく、展望駐車場の絶景にゆっくり浸るには最適です。

幌見峠自体が自然豊かなエリアなので、天気が良ければドライブがてらに訪れるのも楽しみのひとつ。さわやかな風を感じつつ、市街地を見下ろす開放感を味わえます。

3. アルテピアッツァ美唄：アートと自然が融合した空間

札幌駅から少し足を延ばして美唄市まで行くと、旧炭鉱の跡地を美しく再生したアートスポット「アルテピアッツァ美唄」があります。ここでは彫刻家・安田侃氏の作品が緑豊かな自然のなかに点在し、独特の世界観を創り出しています。暖かくなる4月下旬頃には、敷地内の雪どけも進んで広々とした空間を穏やかに散策できますよ。

おすすめポイント：アート鑑賞はもちろん、併設されたカフェでゆっくり過ごすこともできるので、美術や自然に興味がある方にはたまらないスポット。静かで落ち着いた雰囲気なので、一人旅やカップルにもおすすめです。

周囲の自然と調和した彫刻は、四季ごとに表情が変わります。4月のまだ肌寒い空気のなかで見る彫刻も格別な趣を感じられます。

4. 炭鉱メモリアル森林公園：炭鉱の歴史と自然散策を楽しむ

「アルテピアッツァ美唄」から車で20～30分ほどの場所にある「炭鉱メモリアル森林公園」は、かつて美唄が炭鉱の町として繁栄していた頃の歴史を伝える貴重なスポットです。炭鉱関連の施設遺構がそのまま残されているので、タイムトリップしたような不思議な体験を味わえます。自然散策を楽しみながら、当時の産業遺産を実際に目にすることができる、他にはない魅力があります。

おすすめポイント：炭鉱の歴史を学べるだけでなく、公園内には遊歩道や展望台もあり、自然に囲まれてリフレッシュできます。美唄観光を一日かけて充実させるプランに組みこむのも◎

近くには美唄市のご当地グルメであるとりめしや、名物の焼き鳥を味わえる飲食店もあるので、ランチタイムに立ち寄ってご当地グルメを満喫してみましょう。

5. 国営滝野すずらん丘陵公園：春の花々が咲き誇る広大な公園

札幌中心部から車で約50分と少し離れた場所に位置する国営滝野すずらん丘陵公園。丘陵地帯を活かした広大な敷地の中には、色とりどりの花が咲き誇るエリアや、子供向けの遊具、アスレチックなど多彩な楽しみが揃っています。4月にはチューリップなどの春の花が咲き始め、園内を散策するだけでも心が躍る光景です。

おすすめポイント：家族連れでも一日中遊べるほど敷地が広く、自然散策を楽しみながらミニアスレチックで体を動かすこともできます。春めいてきたとはいえ、まだ肌寒い日もあるので、暖かい服装で訪れるのがおすすめ。

園内にはレストハウスや売店などもあり、軽食や飲み物を購入可能。休憩を挟みながらゆったり楽しむことができます。

季節ごとにイベントが開催されることも多いので、訪れる前に公式サイトでチェックしてみると、より充実した時間を過ごせます。

4月の札幌で開催される主なイベント

4月の札幌やその近郊では、春を楽しむためのイベントがいくつも開催されます。桜や梅の名所でのお祭りや、鯉のぼりの迫力ある光景など、北海道ならではの春の風物詩を体験できますよ。

定山渓温泉渓流鯉のぼり：札幌の奥座敷とも呼ばれる定山渓温泉で、4月上旬から5月上旬の約1ヶ月間にわたって渓流沿いに鯉のぼりを泳がせるイベントが行われます。道内各地から寄贈された鯉のぼり約400匹が優雅に空を舞う光景は圧巻。温泉街散策とセットで楽しんでみましょう。

ひらおか梅まつり：札幌市平岡公園は、約6.5万㎡の敷地に1200本もの梅の木が植えられた道内最大の梅林です。4月下旬ごろには可憐な梅の花が咲き誇り、例年10万人以上の花見客でにぎわいます。甘い香りの中を散策すると、春の訪れを深く感じられるはず。

白い恋人パーク お花見festival～桜で彩るおかしの館～：北海道土産の定番「白い恋人」でおなじみの石屋製菓が運営するテーマパーク、白い恋人パークにて、甘いスイーツを楽しみながらお花見を満喫できるイベントが行われます。可愛らしいスイーツと桜の組み合わせは、写真映えも抜群です。

北海道神宮の桜と梅：札幌の桜・梅の名所としても知られる北海道神宮では、4月下旬から5月上旬にかけて、境内がお花見目的の参拝客でにぎわいます。厳かな雰囲気の中でお花見をするのは、都会のにぎわいとひと味違った楽しみ方です。

北海道観光はグルメも欠かせない！4月に旬を迎える食材

旅行先で欠かせないポイントのひとつが、その土地ならではのグルメ。北海道といえば海の幸や山の幸が豊富ですが、特に4月には旬を迎える魚介や山菜が目白押しです。まだまだ肌寒い季節だからこそ、温かい料理や旬の味覚を楽しんで、北海道の春を存分に味わいましょう。

魚介類

ニシン：「春告魚」とも呼ばれ、産卵のために沿岸に押し寄せるニシンは北海道の春の代名詞。脂のりのよい新鮮なニシンは、刺身や塩焼き、煮付けなど、多彩な調理方法で楽しめます。近年はニシン漬けなど道産子のソウルフードとしても人気があります。

サクラマス：淡泊ながら上品な脂と旨味が特徴のサクラマスは、塩焼きやムニエル、刺身でも絶品。4月に捕れる鮮度の高いサクラマスは、北海道を訪れた際にはぜひ一度味わってほしい一品です。

毛ガニ：オホーツク海で水揚げされる毛ガニは、ぎっしり詰まった身と濃厚なカニ味噌が魅力。4月でもまだおいしい毛ガニが出回っていることが多く、浜茹でや味噌汁などで堪能できます。お土産にも人気なので、空港や市場でチェックしてみましょう。

シャコ：主に石狩湾や小樽港周辺で水揚げされるシャコは、4～6月がピークシーズン。寿司ネタとして見ることが多いですが、茹でたてを酢味噌やしょうゆでいただくのも美味です。シャコの甘みは癖になるので、見かけたらぜひ試してみてください。

野菜・山菜

アスパラガス：ハウス栽培のアスパラが出回りはじめるのが4月頃から。柔らかくて甘みが強い北海道産アスパラは、シンプルに茹でても、バターソテーにしても絶品です。地元の農家直売所がオープンし始める時期でもあるので、新鮮なアスパラをゲットできるかも。

行者ニンニク：北海道を代表する山菜のひとつ。独特の風味とほろ苦さが特徴で、醤油漬けや炒め物、ジンギスカンに加えても美味しくいただけます。疲労回復に効果があるともいわれ、春先の栄養補給にもぴったり。

ふきのとう：春の味覚を象徴する山菜のひとつで、天ぷらやふき味噌にして楽しむのが定番。ほろ苦い風味がお酒のおつまみにも合い、北海道に春が訪れたことを改めて感じさせてくれる存在です。

その他

ホタテ：野付産やオホーツク海で獲れるホタテは、貝柱が大きくプリプリ食感で甘みが強いと評判です。お刺身として楽しむほか、焼きホタテやホタテご飯もおすすめ。4月ならではの肉厚ホタテを味わって、北海道の海の恵みを堪能しましょう。

4月の札幌旅行をより充実させる！おすすめアクティビティとプチ情報

絶景やイベント、グルメ以外にも、札幌には訪れて楽しめる体験がたくさんあります。ここでは、春先の札幌旅行をより充実させるためのアクティビティや、ちょっとした豆知識をご紹介。アラサー女性が気になるファッションやおしゃれなカフェ情報にも触れていますので、ぜひチェックしてください。

1. 大通公園でリフレッシュ

札幌市の中心部に伸びる細長い公園で、テレビ塔がシンボルとしてそびえ立ちます。4月はまだ花壇の彩りは少ないですが、日差しがある日はベンチでのんびり読書をしたり、コーヒーをテイクアウトして散歩するだけでも気分転換にぴったり。

近くにはスイーツスポットやカフェが点在。おしゃれなケーキやスムージーを片手に、大通公園をゆっくり散策すると、ちょっとした休日気分を味わえます。

2. 円山エリアのカフェ＆ショッピング

地元のオシャレさんが多く集まる円山エリアには、こだわりの雑貨店やスイーツショップ、センスの良いカフェが揃っています。桜が咲き始める頃に訪れると、季節感あふれる限定メニューを提供しているお店に出会えるかもしれません。

円山公園自体も桜の名所として知られており、見頃になるとお花見を楽しむ人々でにぎわいます。4月はまだ肌寒い日もあるので、ホットドリンクで身体を温めながら桜のつぼみの様子をゆっくり眺めるのもおすすめです。

3. 札幌市中央卸売市場で海鮮丼を楽しむ

旬の魚介類を味わうなら、札幌市中央卸売市場が熱いスポット。市場近くにある「場外市場」には海鮮食堂やお土産店が集結しており、新鮮な海の幸を使った海鮮丼やお寿司がリーズナブルにいただけます。

4月に旬を迎えるニシンやシャコ、毛ガニなどをお得に味わえるほか、食事のあとには市場内でお得な食材をお土産に買って帰るのも楽しみの一つです。クール便で送ってくれるお店も多いため、遠方からの旅行者でも安心です。

4. すすきので夜景＆グルメを満喫

札幌の繁華街・すすきのは、日本三大歓楽街のひとつともいわれ、飲食店やバーが充実。ラーメンや海鮮、ジンギスカンなど北海道グルメを一度に堪能できる最高の夜遊びスポットです。

4月でも雪解け後の冷たい空気が夜には流れてくるため、防寒対策は忘れずに。おしゃれなレストランやバーも多いので、アラサー女子会や大人のデートにもぴったりです。

5. 写真映え確実！インスタスポットめぐり

春らしい港町の景色がお好みなら、小樽まで足を伸ばすのもアリ。小樽運河沿いのノスタルジックな風景や、ヨーロッパ調の建物が並ぶ堺町通りは写真映えスポットが満載。4月は観光客も夏や冬ほど多くないため、比較的ゆったり散策できます。

札幌市内なら、北海道大学のキャンパスもおすすめ。校内の並木道が春の穏やかな光に照らされると、柔らかな雰囲気の写真が撮れます。観光案内所でマップを入手し、人気の撮影スポットをチェックしてみてください。

4月の札幌観光でゲットしたいお土産・スイーツ

旅の楽しみといえば、お土産選びも重要。札幌には定番のスイーツから地元で人気の限定品まで多彩なお土産が揃っています。4月限定や春季限定の味わいを探してみるのもワクワクしますね！

白い恋人：駅や空港でも手に入りやすい超定番スイーツ。春限定パッケージが登場することもあるので、シーズンごとのデザインに注目してみてください。

ロイズ：生チョコやポテトチップチョコレートなど、北海道ならではの美味しさで人気のチョコレートメーカー。期間限定フレーバーが販売されることがあるため、4月にしか味わえないものを狙い撃ちしてみましょう。

六花亭：マルセイバターサンドをはじめとする定番商品だけでなく、季節限定の和菓子や洋菓子も充実。桜モチーフのパッケージや、春の限定ケーキなどが可愛らしく、ちょっとした手土産にも喜ばれます。

ルタオ：小樽発の洋菓子ブランドとして有名ですが、札幌大丸店などでも購入可能。人気のドゥーブルフロマージュ以外にも季節限定スイーツが登場していることがあるので、甘いもの好きの方は要チェックです。

きのとや：北海道を代表する洋菓子店として、地元の人々はもちろん、観光客にも大変人気があります。長年愛され続けている定番商品から、季節限定のスイーツ、そして店舗限定の特別な味わいまで、魅力的な商品がたくさんあります。

4月の札幌観光　宿泊施設選びのポイント

4月はまだ観光ハイシーズンから少し外れているため、ホテルの予約は比較的取りやすい時期といえるかもしれません。ただし、大型連休(GW)が近づいてくると予約が埋まりやすくなるので、ゴールデンウィークを絡めて旅行を検討している場合は早めのリサーチが吉。

札幌駅周辺：アクセスの良さを重視するなら、JR札幌駅周辺がおすすめ。空港からの移動や道内各地への日帰り旅行にも便利です。駅直結の商業施設でショッピングやグルメを楽しめるのもメリット。

郊外ホテル・温泉旅館：ゆったりとリゾート気分を味わいたいなら、定山渓温泉や周辺リゾートホテルを選択すると非日常を堪能できます。渓流の景色や大浴場で癒されながら、春の北海道の自然を満喫してみてはいかがでしょう。

大通公園・すすきの周辺：札幌の中心部である大通公園やすすきのエリアに滞在すると、夜の食事処や観光スポットに行きやすいです。街歩きが好きな方はこのエリアを拠点にすると、徒歩や地下鉄で広範囲をカバーできます。

4月の札幌観光Q&A

最後に、4月の札幌観光に関してよくある疑問にお答えする形で、さらに役立つ情報をQ&A形式でまとめました。旅行の前に不安や疑問を解消しておきましょう。

Q1. 雪は積もっていますか？

A. 4月上旬は場所によっては融雪が間に合わず、まだ雪が残っている地域もあります。ただし、市街地の主要道路や歩道はほとんど雪がなくなっているため、通常のスニーカーなどでも大丈夫です。上旬は一部の公園や山間部でぬかるみがあることも多いため、汚れても良い靴を選ぶか、替えの靴や靴拭きなどがあると安心です。

Q2. 桜は見られますか？

A. 札幌の桜が開花し始めるのは4月下旬から5月上旬にかけてが多いです。もし4月中旬に札幌を訪問するなら、道南エリアの函館などに足を伸ばすと、少し早めのお花見ができる可能性があります。こまめに桜の開花情報をチェックしましょう。

Q3. どんな服装がおすすめですか？

A. 重ね着が基本です。上旬は厚手のコートが必要ですが、中旬以降になれば少し薄手のアウターに切り替えてもよいでしょう。朝晩の冷え込みを考慮して、マフラーや手袋などの小物類は携行するのがおすすめです。

Q4. 4月の札幌でもスノーアクティビティは可能ですか？

A. 市街地のスキー場はクローズしていることが多いですが、ニセコや富良野などの一部のスキー場はGW前後まで営業しているところがあります。本格的に雪遊びがしたい方はレンタカーやバスを利用して郊外まで足を伸ばしてみましょう。

Q5. 4月の混雑状況はどうですか？

A. GW以外は比較的落ち着いており、ホテルや観光スポットも予約が取りやすいです。大型連休と重なると混雑が予想されるので、宿泊先や交通手段の手配は早めに行うと安心です。

4月の札幌は春の魅力満載！明るい気持ちで北海道を満喫しよう

4月の札幌は、まだ少し寒さが残るものの雪どけとともに春が顔を出し、これからの季節がますます楽しみになる時期です。穴場スポットでゆったり桜前の風景を楽しんだり、新鮮な魚介や山菜を堪能したり、イベントやアクティビティで春の訪れを120％味わうことができます。

服装は重ね着を基本に、防寒アイテムをしっかり準備していくことがポイント。特に朝晩の冷え込みには注意して、体調を崩さないように気をつけましょう。おしゃれなカフェやグルメスポットも多い札幌なら、ショッピングや散策で心を満たす旅行を楽しめます。

また、GWシーズンに近づくにつれてホテルや交通機関の混雑も予想されます。旅行計画は早めの行動が大切です。4月の札幌にしかない、少し肌寒いけれど春の足音が聞こえる独特の雰囲気を味わってみてください。きっと、雪国ならではの春の彩りや、人々のあたたかさに触れながら、素敵な思い出を作ることができるはずです。旅のテーマを見つけて満喫してきてくださいね！